覚悟の追加
自宅にて
最近は目まい追放のため、というかストレス追放のために、できるだけだらしない生活をしているのだが、なかなか追放できない。
お墓参りで久し振りに長姉に会うので、その前に電話で話したが、聞くとやはり目まいの経験があるという。50代の半ばごろそれになって、いつ治ったという記憶はないが、振り返ると1年くらいはその状態だったそうだ。
兄弟にも目まいがいたということで妙に安心し、しかし1年か、とがっかりした。医者にははじめ1ヶ月から3ヶ月といわれ、そのくらいは、と覚悟を決めたが、その覚悟がもう少し追加されて、もう7ヶ月目に入る。でもそれがさらに追加されて1年くらいの覚悟はいるらしい。
ところが墓参りでじっさいに会って聞いてみると、1年じゃなくて3年くらいはかかったという。
3年。
電話で3年ではあまりにがっかりさせると思って、少し割り引いたそうだ。
もちろんこれは人によってずいぶん違うことで、すぐ治った人もいるようで、いろいろだ。だから何ともわからないが、覚悟は大幅に追加せざるを得ない。
というので1ヶ月が3ヶ月、1年となり、さらに3年の覚悟をすることになった。そこまではちゃんと飯を食って生きていないといけない。いやいけないわけではないが、ちゃんと生きていないと治らない。
もうこの歳になると、友人知人で亡くなる人が多い。前にも戦場みたいだと書いたが、さらに人生の前線に近づいて、流れ弾がぴゅんぴゅん飛んでくる感じで、ある種の覚悟はできているが、それとはまた違って目まいが治るのに3年の覚悟の追加は、ちょっと複雑で計算が難しい。ぼくの頭では考えてもしょうがないので、とにかく目まいは何とか手なづけるようにしていくほかは、ないようである。

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