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先見日記

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2008 Jul 8
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セントジョルジュの解法
夜道にて

 人に言われて気づいたことだが、確かに、通りを走る車が減っている。表通りの渋滞も消えて、心なしか空気がきれいになった気がする。
 (突然ですが、先日、所用で軽井沢へ行ったら、「星野リゾート」と書いたバスが黒煙をあげて走っていました。星野さん! 紺屋の白袴ですぞ)
 空も。ヘリコプターも少なくなったようで、そー言えば、あれのたてる騒音にイライラさせられることがめっきり減ったなあ。
 海は? 漁師さんたちが日にちを決めて出漁を取りやめているらしい。当然これで魚介類は一息ついているわけだから資源保護の観点からも休漁補償すべきという意見が出ているとか。ごもっとも。
 車やヘリコプターの業界の人たちも身を削って空気汚染や騒音を減らすのに貢献しているのかどうなのか、僕にはよく分からないが、たとえば、運送会社辺りで、これまで1日に何度もコンビニに荷物を配達したりしてたのを、このたび回数を減らしたので仕事が減ったなんていうことであれば、これも、当然、休業補償を請求したらいい。

 え、財源はどうするかですって? もちろん、例の上乗せ税に基づく道路財源から回すべきでしょう。だって、ガソリンが高くなって、車が売れず、既に売れた車も車庫の中で眠っているとなれば、新しい道路はもうカンペキ不要だっつうのが理屈ってものでしょう(自動車会社には補助金支給。駐車場経営者は増税かな。いやいや、駐車場増設のためにインセンティヴの補助金を支払うべきだろう)。
 あ、重油を焚きまくってきたハウス農家にも手厚く保証金を支払って、時期外れの高価な果物や野菜生産から撤退するのをお手伝いしなくてはなりません(今までのような、生産のための補助金は断固廃止)。
 ついでに、某御近所国などの密漁船関係者にもODAから休業継続を条件に緊急援助したらいいのではないか。噂によれば、彼らはこの原油高では割に合わないと丘に上がってくれたらしい。ということは、(漁業資源が守られる上に)海上保安庁巡視船も彼らを追っかけるための油を節約できているわけで……ええと、この財源は……うーん。そうだ。誰の“益”か意味不明なまま“国益”扱いされている鯨関係予算が多分膨大だろうから、そこから出せばいいのじゃないか。

 それにしても、財源財源って、何に付けても小賢しく言うようになったのは、ホント嫌な新習慣だと思う。政治家たちが必要だ必要だと言ってきた事業なんて、どれほどの根拠があったものだか。そんな予算は片っ端から休業補償で使っちまえばいいだけでしょうよ。そうしたら、まず間違いなく、環境は改善し、自然破壊は止まり、我々も贅沢三昧の暮らしから脱却して安定するんじゃないだろうか。


註1:今日の論理の建て方は、実は、ビタミンCを発見したセントジョルジュ博士から拝借したもの。詳細はまた後日。

註2:この話自体はもともとは、「夜道にて」ウオーキングをしながら、ダックスフント相手にしていたこと。その詳細もまた後日。

End

















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