生活改造
自宅にて
目まい以来、もう半年たった。怠けながら仕事をするという、そのスタイルがだいぶできてきた。いかに根を詰めずに仕事をするか、という呼吸はだいぶわかってきたと思う。その怠けスタイルをしっかり固めるために、部屋を改造することにした。食事と仕事兼用の机の下を掘り下げて、掘り炬燵にする。大敵の冬に備えてのことだ。大工さんが来る前に片付けないといけない。いつもそれが面倒でなかなか改造に着手できなかったが、目まいが脅しをかけてきたので、もうしょうがない。
今年は何故かそういう年になってきたのだ。庭に伸びるデッキも、10年以上たつともうぼろぼろで、ほとんど使わないスペースではあるが、やはり新しくすることになり、板を張り変えた。こんどのは雨に強いイペという木材で、舟の甲板などに使うものらしい。かっちりと固くて、水に入れたら沈むという。張ってみるといまは綺麗すぎて、何だかもったいない。部屋の床板より上等だ。外なのにスリッパでも履きたくなる。
あとは外回りの土まんじゅうだ。ガードレールを芯に土と草を金網で包んだものだが、やはり土が崩れ落ちてくる。土っぽいセメントで固める予定だが、これも大仕事だ。
その前に道路に面した玄関の所に、小さな門扉を造ってもらった。鉄の鍛造スタイルでやってもらったのが、細くて格好いい。もうずうっと前から頼んであったのを、F森教授の弟子の嶋さんがやっと発注してくれた。
あと屋根もだいぶ老朽化してきて、屋根に植えたニラの株も、いまは縮んでしまい、最近はカラスが突つき放題だ。根詰まりした所に好物の虫でもいるのか、それともカラス独特のたんなるイタズラなのか、庭にぽいぽいと落下させている。この屋根をどうするか、設計のF森教授は最近忙し過ぎて、腰を痛めたというから、まあ何はともあれ健康第一である。

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