2012年2月15日株式会社数理システムの子会社化について〜ビジネス・アナリティクス技術・人材の獲得によりビッグデータ活用の差異化技術を確立〜
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータは、株式会社数理システム(代表取締役社長:山下 浩、以下、数理システム社)の全株式を取得し完全子会社化することについて、2012年2月13日に同社と株式譲渡契約を締結しました。それに伴い、本日同社の株式を80.0%取得し、2013年6月下旬をめどに同社の株式を100%取得し完全子会社化します。
数理システム社は、ビジネス・アナリティクス(注1)領域におけるパッケージ・ソフトウエアの開発・販売、および、アプリケーション開発・分析コンサルティング事業を主に展開し、高度なデータ分析技術・人材を有する企業です。
本提携でNTTデータは、数理システム社の技術力およびビジネス・アナリティクス人材(約70人)の持つ幅広いノウハウを活用することでビジネス・アナリティクス分野のソリューション強化を図り、ビッグデータ活用による競争優位の獲得を目指すお客さまのビジネスにより一層貢献していきます。
NTTデータと数理システム社は本提携により、ビジネス・アナリティクス領域にて2016年度末までの累積で新たに100億円規模のビジネス創出を目指します。
(注1) ビジネス・アナリティクスとは、自社内外にある膨大なデータを、データマイニングや数理最適化といった高度な分析を組み込むことで最大限に活用し、データに隠れた関係性を発見したり、将来起こり得る事態を予測したりすることによって、経営意思決定に役立てる取り組みです。
【背景】
近年、センシングデータやライフログデータ等の大量かつ多様な情報が絶え間なく発生するビッグデータ時代に突入し、企業においても社内外に存在するビッグデータを活用することで業務改革やサービス革新を実現しようとする動きが、世界的に盛んになっています。そのような流れを受けて、企業の関心も「見える化」を中心とした従来のビジネスインテリジェンス(以下、BI)から、データマイニングや数理最適化といった高度な分析を業務に組み込むビジネス・アナリティクスへとシフトしており、これを活用して高度な情報システムを実現した企業が、競争優位を確立してきています。その一方で、ビジネス・アナリティクスの専門知識を持つ人材は圧倒的に不足しており、企業がビジネス・アナリティクスを推進する上で大きな障害となっています。
【本提携の概要】
NTTデータは、15年以上にわたりビジネス・アナリティクスに取り組んでおり、200件以上の豊富な分析事例を生かした独自の分析内容に強みを持っています。今回、ビジネス・アナリティクスに不可欠なデータマイニングや数理最適化等の分析ロジックの構築・実装力を有する数理システム社を子会社化し、高度な技術および専門知識を有する多数の人材獲得によりビジネス・アナリティクス分野のソリューションを強化します。
また両社の強みを掛け合わせることで、ITSにおける渋滞予測・コントロールや配送経路最適化、スマートグリッドにおけるデマンドレスポンス(ピーク需要に応じた電力需給の自動調整)等の差異化技術を確立し、ビッグデータ活用による競争優位の獲得を目指すお客さまのビジネスにより一層貢献していきます。
NTTデータでは本提携を、従来のBI事業との連携に加えて、NTTデータの提供するM2Mクラウドプラットフォームサービスや、総合クラウドサービス「BizXaaS®(ビズエクサース)」等の事業とのシナジー創出、また数理システム社独自の分析パッケージ・ソフトウエアや、分析ロジックの構築ノウハウのグローバルグループ各社への展開により、ビジネス・アナリティクス領域にて2016年度末までの累積で新たに100億円規模のビジネス創出を目指します。
【数理システム社について】
数理システム社は、生産・設備管理、金融工学、リソース最適化等の高度な分析ロジックが要求される分野で、データマイニングや数理最適化といったビジネス・アナリティクスの独自パッケージ・ソフトウエアを武器に、アプリケーション開発や分析コンサルティング・サービスを提供しています。
【数理システム社の概要】
| (1)商号 | : | 株式会社数理システム(非上場) |
|---|---|---|
| (2)本社所在地 | : | 東京都新宿区新宿2丁目4番3号 |
| (3)設立年月日 | : | 1982年4月1日 |
| (4)資本金 | : | 56百万円 |
| (5)代表者 | : | 代表取締役社長:山下 浩(創業者) |
| (6)従業員数 | : | 81名(2011年12月末現在) |
| (7)事業内容 | : |
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【NTTデータのBIおよびビジネス・アナリティクスの取り組み】
これまでNTTデータグループでは、「BI Boosts Your Innovation®」のコンセプトのもとに数多くのBIシステムの構築を手掛ける一方、最適なBIシステムの導入を支援する「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ®」サービスや独自の分析技法「BICLAVIS®」にもとづくデータ分析コンサルティング等の取り組みを行ってきました。また、最近ではビッグデータ時代に対応して、数ペタバイトのデータに埋もれた知識を発見する技術やリアルタイムに発生するデータを瞬時に分析処理する技術といった「ビッグデータ+ビジネス・アナリティクス」技術の蓄積を行ってきました。
また、グローバルグループ各社(NTT DATA,Inc.、Cirquent GmbH、itelligence AG、NTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd.、Cornerstone Asia Tech Pte. Ltd.等)とBI Global One Teamを結成し、人材、ノウハウの共有を通じて、グローバルレベルでのBI事業連携を強化してきました。
現在、NTTデータグループ全体で、BI関連システムに携わっている人材は約600人おり、ビジネス・アナリティクスの専門知識を持つ人材は、今回の提携により約90人となります。2012年度中に、ビジネス・アナリティクスの専門知識を持つ要員をさらに10人増やし、100人にすることを目指します。
注 「BizXaaS」「BI Boosts Your Innovation」「BICLAVIS」「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ」は日本国内におけるNTTデータの登録商標です。
注 その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
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